UberEATSの限界に挑戦してみた

将来設計に悩むえのきです。大学の同期がもう社会人になってしまったような気がして時々悲しくなります。

寿司屋のバイトを辞めて数週間、いまだ最後の給料を頂く連絡の返信が来ずもやもやしていますが、UberEATSで生計を立てなければならなくなりました。

ということで、帰国後の貯金と9月頭に来豪する友人と遊ぶ予算を稼ぐため、2週間に渡る「UberEATSチャレンジ」を行いました。

前週はUberEATSをフルタイムの職として生計を立てることができるのか、について検証し

可能である

という結論を出しました。
フルタイムUberEATSで生計を立てることはできるのか

ということで今週は本命だった

UberEATSの限界に挑戦してみました。

すなわち、UberEATSの限界活動時間である「1日12時間を1週間毎日行う」というものです。

果たしてやり遂げることはできるのでしょうか。

また、充分に稼ぐことはできるのでしょうか。

終えた今になって1つだけ言えるのは

二度とやりたくない

ということくらいです。

UberEATSの限界に挑戦してみた

それでは早速この一週間を振り返っていきましょう。

初日

朝7時半に起床。1週間分作り置きされているパスタをかきこみ準備を済ませて8時半に勤務開始。

前日入れたオーディオブックが功を成し、飽きはなかなか来なかった。
問題は食事とトイレ。12時間働く以上むやみに休憩は取られない。
8時間がいかに短いかを思い知り、10時半になんとか帰宅。全力でシャワーを浴び飯を食べ12時前には眠りについた。1週間持つ気がしない。

初めて見た終わり

2日目

朝起きると体の重さに嫌気が差す7時半。同じように飯を食い準備をし、昨日と全く同じルーチンワーク。
出来る限りむやみに筋肉を消費しないよう軽いギアでくるくる回して乗り切ることに。

15時から17時あたり注文がほとんど来ず公園でやることがなくぼんやり。

この日の夜、塩おにぎりを大量生産することで昼飯問題は解決した。味は問わない。

3日目

溶けるように眠れるのが幸福なこの週。意外にもこの生活に慣れてきたようだ。
いつも通り8時半から22時まで自転車を漕ぐ。対策をしているにも関わらず日焼けが止まらず真っ赤な顔で帰宅するとシェアメイトに「なにがあったの!?」と心配された。

4日目

股の辺りが擦れて激しく痛む。

ここに来て日本で履いてたピチピチのレーパンの偉大さを思い知る。
ようやく半分ということでなんとかモチベーションを保つ。相変わらず15時から17時の間が暇。時間を潰そうにも周囲にあるのは海と野原と配達先の家々。何をしろというのか。
ダウンロードしていた生命線のラジオや本も底が見えてきた。

5日目

大問題発生。

夜が一番の稼ぎ時のUberEATS。17時ごろ少ない注文に腹を立てながらペダルを回していると過去にない重みが足に。

ぷしゅーーー。

振り返ると後輪が見事に潰れていた。俗にいうパンクである。

オーストラリアのお店はどこもかしくも夕方には閉まるため、新しいチューブも手に入らない。少なくとも徒歩で2時間かけて帰り、唯一開いている大型ホームセンターに行って修理する時間を考えると、どう考えても12時間は達成できない。

限界UberEATSチャレンジ失敗の瞬間である。

それからお客様の配達品を貪りながら家に帰り、バスに乗って大型ホームセンターで1本5ドルの格安タイヤチューブを念のため2本購入した。

みんな大好きKmart

一応修理はしたものの、あまりの安さに不安しかない。

6日目

いつも通り目を覚まし、気を取り直してUberEATS。

1日半端で終えてしまったと言えど、残り2日を完璧にやり切れば「ほとんどうまくいった」と言ってもよいのではないだろうか。

そうして配達を始めて2時間。またしても後輪に違和感が。

ぺしゅーーーー。ガチャン!ガチャン!

またもパンクである。

こんなことだから格安のはダメなんだ。でもこんなこともあろうかと予備を買っておいて良かった。

そんなことを思いつつシェアハウスへ戻りパンク修理。

まだやり直せる、と自転車にまたがると、

ぽしゅーーーーーー。

ああ、終わった。

タイヤの空気圧とともにやる気が噴出していくのが分かった。

再度よくよく注視して探っていくと、小さい小さい透明な石がタイヤにめり込んでいるのを発見した。おそらくこいつがパンクの原因である。

今週3度目の悲しい作業

格安だからと冤罪を着せたKmartに心で詫びつつきちんとした自転車屋さんで新品のチューブを購入し、修理を済ませて眠りについた。

最終日

もはややる気は霧散していた。

それでもこの1週間で身に着いたルーチンが8時半に半ば無理やり私を家から追い出した。
日曜日は注文が多い。15時を過ぎても注文のペースは落ちなかった。

そういえば今日はシェアメイトのお別れパーティーがあるんだった。間に合わないかも、と言っておいたけれど、もう終わりにしてもいいかな。

体力を半端に残した夜7時、期待していた達成感とは裏腹の感情に虚しさを覚えながら自転車を帰路に傾けた。

後半のやる気の凋落ぶりが凄まじかったです

結果発表

夜のUberEATSは、寂しい。

先週のフルタイムが可愛く思えるほど大変な1週間でした。

リュックを背負っている肩と股が4日目あたりから痛み出したのが辛いポイントでした。

そうはいってもパンクさえなければきっと1週間乗り切れていたのではないか、と思うと悔しい限りです。敗者である私は何も言えません。余裕がなければ優しくなれないのです。

ともかく肝心の稼ぎを見ていきましょう。

今週の収入が…

こちらになります。

  • 総労働時間…70時間42分
  • 総収入…1313.49ドル
  • 平均時給…18.58ドル

先週と比べると時給当たり2~3ドルほど下がってしまいました。原因は8時半から10時と15時から17時の注文が少ない時間帯でしょう。

目標は1400ドルだったので1歩及ばない結果となってしまいました。もしも最後までチャレンジを続けられたなら1600ドルは稼げていたでしょう。

稼いだ額自体は相当であるとはいえ、効率と体力を考えると少し無理があるというのが今週ひたすら自転車を漕いで得た結論です。

総評

ゴールデンスランバー

限界UberEATSチャレンジ失敗しました。

原因は準備不足と不慮のトラブルです。

ですが、少なくとも毎日ひたすら自転車を漕ぐことで充分以上に稼ぐことは可能であることが分かりました。

時給当たり18ドル近くあればローカルジョブと比べても見劣りはしないと思います。

ただ、控えめに言って、

おすすめできない働き方です。

自分の体力とよくよく相談した上で真似したい人は真似してみてください。

ワーホリ、半分終わりました

最終日帰宅後のパーティーでは1週間を終えた解放感から呑んだくれ、またもせこせこ黒歴史カタログの1ページを増やしてしまう結果になりました。全く私はいつまで経っても成長が見られません。

さて、無事に「UberEATSチャレンジ」の2週間を終え8月も終わりに差し掛かりました。

出国したのが4月の始め、帰国するのが2月頃予定の私にとって、今はちょうどワーキングホリデーの中間地点です。

気づけばいろいろなことがあった…と卒業式気分で語りたくもなりますが、まだまだ半分残っています。

とりあえず今のところ私にとってはそれなりに充実したワーホリ生活を送れているように思います。少なくとも、退屈な日々に埋もれていない、という点においてだけですが。

次回はそんなこれまでの5か月間を落ち着いた今だからこそ振り返ってみたいと思います。

その次に5か月を振り返るのは、帰国した後になるでしょう。

早いもので、シドニーの冬は明けようとしています。

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それではまた。

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2 件のコメント

  • えのきさん、お疲れさまでした。
    本当に、ものすごいガッツと、自己コントロール力で頑張り切りましたね。すごすぎる!
    いいじゃないですか、黒歴史作ったって!たまには、ストレス発散が必要ですよね。
    黒歴史作れるような時間が持てたこと、良かったなぁ、なんて思っちゃいました。

    外食などの物価が高いこと、そえゆえに時給が高めなんですね。
    それでも、ワーホリだと最低賃金以下になってしまうことなど、体験しないと分からないことばかり。
    この経験は、今後絶対に生きてくるように思います!だって、まさにサバイバル!
    えのきさん、ワーホリでsurviveしてるって感じです。ワーホリって違うような。ホリデーには
    なかなかならないですよねー。新しい造語ができそうですね!

    日本だと、uvereatsはオフィス街で隣のビルのスタバでコーヒー買ってきてー!みたいな注文だと110円くらいの配達料金なので利用している方がいるようです。
    でも、暑いし、ゲリラ豪雨あるしで、都内ではみかけますが、働く方はそんなに多くはないように思います。

    えのきさん、満身創痍だと思うので、しっかり休んでお友達と楽しく遊んで下さいね!
    大丈夫!1年くらいの社会人経験、大したことないです。えのきさんのsurvival生活に比べたら!

    都内は人材不足ですし、将来設計なんて気にせず、今を満喫して下さい。
    きっと社会人の仲間は、えのきさんのことを羨ましく思っていると思いまーす!

    お寿司屋さんのお給料が無事に回収できること、祈ってますね。

    • ありがとうございます!
      達成できなかったので何とも気分は晴れませんが……とりあえず終わったので良しとします(笑)
      いつかこの経験が生きたらよいのですが、、、いかんせん就職活動なんかで「ずっと自転車漕いでいました!」と言って面接官の心を打つかどうか…。
      なかなか私のワーホリはホリデー出来ていませんね(笑)とはいえこれは休んだところですることがない、というのも一因だったりします。
      日本でのUberEATS、確かに100円やそこらで注文できるのならアリかもしれませんね。
      仰るように気候の問題や(イメージですが)クレームをつけられるお客様が多そうで私は日本でUberEATSというのはどうも気が向かないです。
      帰国したら就職活動が待っている、というのがどうも頭をちらちらしてまして(笑)とりあえず今は見なかったことにして、ひとまず友人の渡豪を待ちたいと思います。
      寿司屋の給料は意地でも取りに行きたいですね。せっかく働いたんですから。

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