寿司屋のバイトを辞めました。

頭痛が止まらないえのきです。体も思うように動かなくなったのでひたすら寝る日を送りました。今でも頭痛が残っているのでどうしたものかと悩まされます。

原因はきっと疲労かストレスかなのですが、客観的に見て本当に全く大変な日々を送っていないのです。病弱キャラを気取るには少々線の細さが足りません。

さて、今週は…。

ついに!寿司屋のバイトを辞めました!

ブログ間隔だと1本分の空きなので一瞬のようですが、個人的にはとても長く感じた2週間でした。

今回はそんな辞めるに至った顛末と、これから2週間に渡って行う「UberEATS挑戦してみた」シリーズについてご説明したいと思います。

終えたら終えたで不安定な生活を不安に感じてしまうのはもう不幸の性でしょうか。

私がバイトを辞めるまで

帰ったら謎の寿司パーティーやってた

シドニーに来てからなんやかんやあって死にかけのところを拾っていただいた寿司屋のバイト。残金2ドルだった当時はまさに命の恩人でした。

最低限の生活が保障され、また働いた日はまかないをもらえていたのでようやく生きてゆける心地がしたものです。

しかし最低賃金以下の給料にヒステリックな同僚と、落ち着いた生活ができるようになった今にして思うとそれほど優れた労働環境だったとは言えないかもしれません。

シドニー生活もある程度終わりを見据えなければならなくなった今、ついに辞めることを決断しました。

「代わりの人が来たら辞めていいよ」ということでオーナーとの話は落ち着いたものの、この閑散期に職を求めている人がどれほどいるかと不安になりました。

しかしそんな懸念とは裏腹に先週の末から新人のYさんが研修にやってきました。

Yさんは30過ぎの日本人男性。これまでも1年半シドニーに住んだことがあるということで「これは安心して引き継ぐことができるのでは」と随分安堵したのを覚えています。

と、思っていたのもつかの間、仕事を教え始めるとすぐに悲しい事実に直面します。

Yさん、まったく仕事ができないタイプの人でした。

極端に要領が悪い、といえばいいのでしょうか。Yさんはまさに亀の歩みと鳥の忘却力のサラブレットでした。

そろりそろりと空いた皿を運びつつそのままのペースで床に叩きつけた時は少し面白かったですが。

そうはいっても私が辞める代わりに入ってくれたYさんです。無下に扱うわけにはいきません。横でぶち切れてる同僚を横目にYさんをなるだけサポートしました。

ここ1週間強は、私が辞めるよりも早くYさんが逃亡するのではないかとひたすらヒヤヒヤする日々でした。同僚のヒステリーもお客さんをドン引きさせるほどに膨れ上がっていました。

ただ幸運なことは、代わりが見つかり気を持ち直したオーナーが私との関係を修復しようと取り計らってくれたことです。ギスギスした雰囲気がいくぶん解消されたことは私の仕事へのモチベーションを回復させました。

そうして今週の金曜日のディナータイムを終え、晴れて3ヶ月続いた寿司屋のバイトを辞めることができました。

結果として同僚も「おめでとう!」と快く送り出してくれオーナーとも確執なく辞めることができたので万々歳だと思います。

後は残りの1週間分の給料を頂くまでに新人さんが消滅しないことだけが願いです。

最後のバイトを終えて寿司屋を出た時、予想していた解放感や高揚感とは裏腹に、これからの安定とはほど遠い生活に、どことない不安が襲ってくるのを感じました。

そんな孤独や不安を自由の対価として上手に昇華することがこれから先の課題です。

明日から2週間「UberEATSチャレンジ」を行います。

昨日ぶんどったタイ料理の何か

こうして無事に寿司屋のバイトを辞めることが出来た私ですが、これからは基本的にUberEATS一本で稼いでいかなければならなくなりました。

これまでもゆるゆると自転車を漕いでは生活費の足しにしていたのですが、ここから先はこれが本業になります。

しかし実際UberEATSだけで生きてゆくことなど出来るのでしょうか。

Youtubeなんかを観ていると「UberEATSに挑戦してみた」という動画はいくつか上がっているのですが、芳しい結果が出ているものは少ないのが現状でした。

そもそもUberEATSには「一日の限界活動時間」というものがあります。1日12時間を超えて仕事をすることが出来ないように管理されているのです。

いくら頑張っても稼ぐことが出来ず、その上時間に限度が設定されてしまっていては「UberEATSで自由に楽しく生活ができる」なんて到底言えません。

そこで!次週から2週間、UberEATSに関して簡単な検証を行ってみたいと思います。

初週が「フルタイムでUberEATSをすると稼げるのか」
翌週が「UberEATSの限界に挑戦してみた」です。

この2つを通じて、UberEATSだけで生活をすることが出来るのかどうかを調べるとともに、お金を浮かせて1週間充分遊べるお金を作っておきたいと思います。

これまでの稼ぎについて

これからチャレンジしてみる、といっても普段UberEATSの稼ぎがどれくらいかイメージできない人の方が多いのではないかと思うので、先にここ1ヵ月間の収入を公開しておきたいと思います。


  • 勤務日数…16日
  • 総労働時間…55時間24分
  • 総収入…1,189.04ドル
  • 平均労働時間…3時間28分
  • 平均時給…21.46ドル
  • 1日当たり最高収入…129.87ドル
  • その日の労働時間…4時間58分

こんな感じでした。

あまり働いていないことが良く分かります。

実際は日によって働く日と働かない日の差が激しいので平均値はあまり意味を成しません。

自転車は一度壊されてその後掲示板で知り合った人から1万円強で購入したGIANTのクロスバイクを使っています。

状態良いよね

UberEATSをしている人は冗談でなく9割以上が電動自転車を所持していますので、1日に何度もお客さんから尋常でない目で見られます。

シドニーの坂、本当に『時をかける少女』が撮れるようなところが至る所にありますから…。

フルタイムUberEATSについて

フルタイムUberEATSとは、その名の通り「他の職と同じようにフルタイムで働くとUberEATSで稼ぐことができるのか」という検証です。

今回のルールは以下の1つだけです。

  • 週に5日、1日8時間ぴったり週合計40時間働く。

本当は月から金曜日という縛りも加えたかったのですが、来週のいずれかの日に寿司屋へご挨拶に行かなければならなくなりそうなので週5日というルールに変更しました。

一応ピークタイムの11~15時、17~21時に休みなく働けば達成できる予定です。

しかし、正直なところ

ただの1日も8時間働いたことがない

ので、実際に働けるかどうかは未知数です。

1日6時間も働くだけで、電動でない自転車でのUberEATSだと相当に疲れるので、全く不安しかありません。

限界UberEATSについて

限界UberEATSとは、こちらもその名の通り「UberEATSで1週間に稼ぐことのできる限界に対する挑戦」です。

こちらもルールは1つだけです。

  • 週7日、1日12時間週合計84時間働く。

UberEATSで1日働くことのできる時間が12時間までなので、これが本当の限界です。

死ぬ未来しか見えません。

前年つくば~稚内へ自転車で行った時よりも長い距離を走ります。良く分からんクロスバイクで。

体か天候かが途中で極端に崩れてしまった場合、休憩となり1日順延となります。上に挙げた通り、収入の画面は1週間区切りなのでどうにか1週間連続で行えることを祈っています。

失敗する可能性も大いにあります。むしろその方が大きいと思います。

自分でどうしてこんなことをしようとしているのか時々正気を疑います。

スナフキンのように生きたかった

というわけで来週から2週間UberEATSでどれだけできるか挑戦してみたいと思います。

そこから先はひとまずゆっくりできる予定なので、どうにかやり遂げたいところですね。

バイトを辞めて自由の代わりに安定を失い不安になった、という話を今日はしました。

実はこのあたり私のワーホリの裏テーマの一部である「スナフキンのように生きたい」というものに少しだけ重なり、不安を抱える自分を鑑みて悦に浸っておりました。

そこで今回は話の締めに私のオーストラリアがこんなものになりますように、という願いを込めてその辺から引っ張ってきたスナフキンの名言集を引用して締めたいと思います。

『そのうち』なんて当てにならないな。いまがその時さ。

何か試してみようって時にはどうしたって危険が伴うんだ。

飢えを知っていればこそ、ぼくは二度とそうなりたくないと努力するだけだよ。

孤独になるには、旅に出るのがいちばんさ。

自由が幸せだとは限らない。

UberEATSで遠い地に辿り着いたとき、見知らぬ野原で空を見上げたとき、なんとなくスナフキンみたいだ、と自分で自分に言い聞かせ、孤独に酔って過ごしていたいものです。

それではまた。とりあえず来週頑張ります…。

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だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう。

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2 件のコメント

  • 今回もとても面白かったです。亀の歩みと鳥程の忘却力!最高でした。旦那と笑いましたよー。
    えのきさんなら、大丈夫!自由であってもこうありたい!こうにしよう!という自分を
    しっかりもたれているので、どこのあっても大丈夫!
    自転車で足がパンパンになりませんように。2週間チャレンジ、頑張って下さい!
    35度の東京から応援しています!

    • いつもありがとうございます!
      あまり自分を見失い過ぎないよう気を付けていきたいものです。
      シドニーは今冬ですがそれなりに過ごしやすいので汗かきの自分にはありがたい限りです。
      まだ自転車も1週間分頑張りますのでhsさんも日本の夏を頑張って乗り切ってくださいね。

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