冴えない男子大学生がオーストラリアに転生したら、ワーキングホリデーでホームレスになっちゃいました!?

全ての元凶は俺妹だと思っています。

無事家を失いました。えのきです。こっちに来てほぼ毎日板チョコを食べています。大味ですがその分大きいです。

火曜日に日本人とセルビア人の夫婦の部屋を出て、シドニー到着時に利用したバックパッカーズホステルに移動しました。日本人の奥さんからお詫びもいただいて、結果だけ見れば相当安く滞在できました。

退去の日が来るまで毎日顔を合わせる度に、セルビア人の旦那から

「荷物の準備は充分か??」

と訊かれ続け、居心地の悪さに最後の一週間は早く出たくて堪りませんでしたが。

そして退去の当日。
全力で荷物を鞄3つに詰め込みボンドとして預けていた300ドルをふんだくり2週間お世話になった家を飛び出しました。

狂人の行軍

もともと移動するつもりではなかったので荷物が増えてしまっていました。
衆人の視線を一身に浴びながら100キロ越えの男の気持ちを味わいました。

前日にぎりぎり届いたUber EATSのバッグを荷物入れとして使いました。

そのせいで電車に乗りこむと
「どこに配達に行くんだい?」
と笑いながらいろいろな人に訊かれました。少し温かみを感じます。

そうはいっても元のバッパーにもそれほど良い思い出はありませんでした。

初日で辞めたバイトの際に泊まっていたのもそのバッパーでした。
既に共用キッチンは閉まっていた夜更け、タッパーに詰めて奪うように持ち帰ったまかないをフロントのイスに座って素手で掻き込んだ思い出くらいが残っています。
どこか悔しさがありましたがあの時は腹が減って仕方がありませんでした。チキン南蛮は素手で食べるべきものではないことを知りました。なんとも切ない思い出です。

さて、今回の滞在はどうなるでしょう。少なくとも2週間程度は住むことになりそうです。今回は仕事も頑張らないといけませんしね。

部屋の前で一旦深呼吸。気合を入れ直します。

そして、しばらく一緒に暮らすことになるであろう10人部屋の扉を開けました。

扉を開けると…

目の前でごっつい白人の男女がSexに励んでいました。
爆音BGMのせいで部屋に入るまで何も気が付きませんでした。

今さら引き返すわけにもいかず、黙って荷物を起き始めます。

 

熱中しているのかしばらく気が付かない様子で腰を振る男。軋むベッドの響く部屋。

 

目が合った時の気まずさたるや筆舌に尽くしがたいものがありました。

2メートル近い巨漢だったので、「もしや殺られる…?」と少し慄いてしまいます。

気まずい沈黙の中荷物を置きさっさと部屋をでると、また音楽を鳴らしだして子作りに勤しみだしたようでした。途中でとめてしまってごめんねって思いました。

 
 
でもやっぱり許しません。

ロビーやキッチンに行ってみると、予想以上の人混みで溢れかえっていました。

どうやら前に滞在した時よりも宿泊者が増えているようです。

もうすぐ行われるビックイベント(らしい)、ビビットシドニーの影響でしょうか。

なんかプロジェクションマッピングとかのアレがあるみたいです。暇があれば見に行ってきます。

バイト帰りに見たビビットな片鱗

そんな状況ならスペースの節約のために2人で1つのベッドを使いたくもなりますよね。優しい気持ちで見守ってあげたいものです。

ロビー。Wi-Fiが手に入る。
キッチン。いつも混みすぎ。

前回よりもさらに人が多く、非常に住み心地がよいとは言い難いものがありますが、予想の範疇ですし値段を考えると充分コスパに見合っています。
街の中心部にありますしお勧めです。シャワーも思う存分使えますし。

なんだかんだで今回もしばらくお世話になります。

全然関係ない話のですが、バッパーは基本男女相部屋で今自分が使っている二段ベッドの下で一見キツそうな美女が寝ています。
朝起きてベッドから降りると何故か女性の代わりにクマの人形が毛布を肩までかけて寝かされているのですがあれは一体何なのでしょうか。
何にしろ可愛いです。

Uber EATS 始めました。

シドニーに到着した時点から手続きはしていたのですが色々と時間がかかってしまい、ようやくこの火曜日からUber EATSの配達員として仕事をすることができるようになりました。
自転車を漕いでお金を稼げるなんて夢のような仕事…。と、期待を膨らませて配達を始めました。感想や稼ぎはまた次にでも。

需要はなさそうですがシドニーでUber EATSを始める人向けの手続きも記録に残しました。何度も言いますが需要はなさそうですが。
シドニーでのUber EATSの始め方

そして楽しみに満ちつつピカピカの自転車を漕ぎ始めた初日。
2か月以上ぶりの自転車に幸せを感じます。

「あ~~~これこれ」

気分よく街中を駆け回り、ついでにUber EATSの配達を試してみたいな~なんて考えつつ。快適にペダルを回します。

なんか行き止まりに銅像があった

そうはいっても坂道の多いシドニーです。しばらく坂を登っていると足が疲れてきました。初日から4時間以上漕ぎ続ければ当然です。

充分初日は楽しんだしそろそろ帰ろうかな~、なんてゆるゆると坂を下り始めると、

「あれ、ブレーキ効かなくね」

始めから少しだけ効きの悪めだったブレーキが、急にどうしたのか全くといっていいほど効かなくなりました。タイミングも最悪で繁華街ど真ん中の急坂でした。

次第に早まるスピード。全力でブレーキを握ります。足を地面に叩きつけます。けれど止まらない。さらに加速。加速。


焦りが恐怖に変わります。


視界の奥には人だかりがありました。まるで集中線でも書き込まれているかのように一直線にそこへ突っ込みました。

本気でタイムリープするかと思った。

この瞬間は死を覚悟しました。死ぬ側か死なせる側か選ぶ余地はありましたが。


結局選んだのは「横の壁に向かって突っ込むこと」でした。人混みに突っ込む直前に壁のくぼみを見つけて思いっきり体当たりしました。


衝撃で軽く宙を舞いましたが、軽く肩を痛めただけで済んだのは本当に不幸中の幸いでした。



結局整備するのに簡単な工具が必要になったため、また後日やり直すことに。

シドニーのダイソー(2ドル80セント均一)で六角レンチやら諸々買いそろえ、ブレーキを調整したので今はある程度まっとうに走ってくれるようになっています。

それで少し配達もしました。

休憩中。つかの間の自由。
お客さんのマックの配達を貪る男

配達はキャンセルになると「その商品を破棄してください」という表示が出ます。が、当然食べます。配達料ももらえるのでいいことづくめです。

意味のない自撮りもするよね

ちなみにこの自転車1万円かそこらなのに18段のギアがついており、その代償としてか「特定のギアに設定するとチェーンが問答無用ではじけ飛ぶ」仕様がついています。そんなんなら無段にして欲しいです。変速機の調整はとても苦手なのでまた余裕があるときに頑張ります。

自転車の納品自体も予定より1週間近く遅かったですしこの辺りが良くも悪くもオーストラリア感ありますね。

なんにしろUber EATSはそれなりに順調です。また報告します。

問題は寿司屋のバイトです。
ホールとしての仕事も2週間が経過しなんとか仕事の内容も覚えてきました。
メニューも1通りマスターしましたし、1日の流れもつかみました。

仕事それ自体はまあいいのですが、問題は同僚です。


どう育てばこう人を馬鹿にした対応がとれるのか小一時間訊きただしたいほど酷いのです。それともインドネシアではこれが標準なんでしょうか。

なにか1つでも質問をすると、ゆっくりと天を仰ぎ、最大限の音量で
「ハァ~~~~~」長い溜息

言われたことが聞き取れず聞き返すと、般若の如き形相で
「チッ」無視して通り過ぎ

何かして欲しそうなので尋ねると、何も言わず
アゴで方向を指し示す

協力ってなんだろう…という気持ちになります。個人的に溜息が一番腹立ちます。


何が悪いって、店の規模が小さいのでいつ働こうがかならずこの同僚と2人きりだということです。大体帰り道にストレスで頭痛がするくらいにはしんどいです。

とはいえ(まだ給料はもらってないけど)安定した仕事であることに変わりはないし、まかないは旨いし…。とりあえず落ち着くまではまだまだ頑張りたいところですね。

ああ、イライラする。絶対に人前で溜息はつかないことを誓いました。

羽を伸ばせる日が来るまで

公園の鳥を見てる時間が幸せ

今のところなかなかゆったりした生活には程遠いですね。

ただ週3で寿司をお客さんにぶん投げて残りの日で自転車を直して喜んでいるだけなのでただバイトしんどいって話に終始してます。変化に乏しい。
とはいえ生活の拠点も何もない状態ですのでまずは生きていく基盤を整えないことには始まりません。

Meetupやなにかに参加してコミュニティを広げようと試みるのはもう少し先でしょうか。
1週間だけいたストロベリーファームや2日間だけいたブリスベンのバッパーでの人達しかまだ連絡を残している人がいません。シドニーに来て何してたって感じですね。

実際はバイトして逃げて家決めて追い出されて帰ってきただけです。得たのは寿司屋のバイトと自転車と頭痛くらいです。

なんか日本で得た知識で一発大逆転無自覚なろう系主人公になれないかなあ。やれやれって言いたい。

来週は自転車を漕いだ成果を挙げたりビビットなシドニーでも見に行けたりしたらいいですね。

それではまた。

馬に乗ってる警察格好良すぎない?

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